大学卒業後、すぐに施工管理技士として働き始めた25歳女性Uさん(仮名)にお話を伺いました。新卒1年目で女性として建設業界に飛び込んだリアルな体験、同期との違い、そして1年目で感じた成長について語ってくれました。

取材対象:Uさん(仮名)のプロフィール

  • 年齢:25歳
  • 学歴:大学工学部 建築学科卒業
  • 職種:建築施工管理技士(1年目)
  • 勤続:新卒入社1年目
  • 所属:中堅ゼネコン
  • 現在の業務:中規模マンションの施工管理補助

建築を学んだきっかけ

「小学生の頃、祖父母の家が新築された時に、大工さんが働く姿を見て憧れました。ものを作る仕事って素敵だなと思ったのが、建築を学ぶきっかけです。大学では建築学科を選び、迷いなく建設業界を志望しました。」

施工管理を選んだ理由

大学では設計と施工管理、どちらも学びましたが、Uさんは施工管理を選びました。

  • 現場で人と関わる仕事が好き
  • 全体を動かす立場に魅力
  • 様々な職種と関われる
  • 建物ができるプロセスに関わりたい
  • 設計よりアクティブな仕事

入社1年目の現実

入社1年目のUさんが感じた現実を聞きました。

想像と現実ギャップ
現場の華やかさ地味な書類業務も多い
指示を出す立場最初は学ぶだけ
即戦力になる先輩の補助中心
現場で活躍オフィスワークも多い
スマートな仕事体力も必要

女性として感じたこと

建設現場で女性として働くことについて、率直に語ってくれました。

「想像していたほど、女性だからという壁は感じませんでした。もちろん、トイレや更衣室などの設備面では課題もありますが、先輩方は親切に接してくれますし、職人さんたちも普通に話してくれます。10年前とは大きく違うと、先輩方から聞いています。」

1年目の業務内容

Uさんの1年目の主な業務を紹介します。

  1. 先輩の補助(書類・写真)
  2. 現場写真の撮影・整理
  3. 日報の作成
  4. 協力会社との連絡
  5. 朝礼・KY活動への参加
  6. 図面のチェック
  7. 簡単な安全パトロール

苦労したこと

1年目で苦労したことを教えてくれました。

  • 現場用語が分からない
  • 職人さんの話すスピード
  • 書類の種類の多さ
  • パソコン操作の遅さ
  • 朝が早い生活リズム
  • 細かいミスへの指摘

印象に残った出来事

1年目で最も印象に残った出来事を聞きました。

「初めて1人で職人さんに作業指示を出した日のことは忘れられません。指示を出す前から緊張していましたが、先輩に教わった通り、具体的に分かりやすく伝えることを心がけました。『お嬢ちゃん、やっとちゃんと話せるようになったな』と職人さんに言われた時は、嬉しくて涙が出そうでした。」

先輩からの指導

Uさんを指導してくれる先輩について聞きました。

  • 30代半ばの男性施工管理技士
  • 丁寧に教えてくれる
  • 質問しやすい雰囲気
  • ミスも責めず、改善点を提案
  • 女性として扱いすぎない
  • 技術者として接してくれる

同期との関係

同期入社の社員との関係を聞きました。

「同期は全部で15人いて、そのうち女性は3人です。設計部門に2人、私は施工管理に1人という状況ですが、同期同士で集まるとお互いの現場の話で盛り上がります。女性同士での相談相手もいるので、心強いです。」

勉強していること

1年目のUさんが取り組んでいる勉強を紹介します。

  1. 建築の現場用語を覚える
  2. 図面の読解力向上
  3. 2級建築施工管理技士の受験勉強
  4. CADソフトの操作
  5. 業界誌の購読
  6. 先輩からのOJT

仕事への想い

施工管理の仕事への想いを聞きました。

「まだ1年目で、分からないことばかりですが、建物ができていくプロセスに関われることが楽しいです。これから経験を積んで、いつか自分の名前で現場を任される日が来ることを夢見ています。そして、後輩女性に『先輩みたいになりたい』と思ってもらえる技術者になりたいです。」

プライベートとの両立

プライベートとの両立についても聞きました。

  • 残業は月30時間程度
  • 週休2日制で休みは確保
  • 平日の夜は資格勉強
  • 休日は友人と過ごす
  • 趣味の時間も維持
  • 体調管理を最優先

将来の目標

Uさんの将来の目標を聞きました。

  • 2級施工管理技士の取得(2年以内)
  • 1級施工管理技士(5年以内)
  • 1級建築士の取得
  • 現場代理人として活躍
  • 女性管理職への道
  • いつか独立設計事務所も

後輩女性へのメッセージ

これから建設業界を目指す後輩女性へのメッセージです。

「建設業界は思っているより働きやすい環境になっています。体力的な不安があっても、施工管理技士は現場作業ではないので大丈夫です。興味があるなら、ぜひチャレンジしてほしいです。私も1年前は不安でいっぱいでしたが、今では毎日新しい発見があって楽しいです。」

まとめ

Uさんの1年目は、試行錯誤の連続でありながら、成長を実感できる日々だったといいます。新卒女性施工管理技士として、建設業界の新しい時代を作る1人であるUさん。これから業界を目指す若い女性にとって、身近なロールモデルになりそうです。

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